3号機 ロボット掃除機で除染
7月1日 14時35分
東京電力福島第一原子力発電所の3号機の原子炉建屋では、放射線量が高く水素爆発を防ぐ対策を取れないでいることから、遠隔操作のロボットに強力な掃除機を持たせて汚染を取り除く作業が始まりました。
福島第一原発の3号機の原子炉建屋は、水素爆発で激しく壊れたため、放射性物質を含むほこりやちりがたまり、放射線量は1時間で最大170ミリシーベルトと、作業員の被ばく限度量に1時間半で達する高い値です。1号機から3号機の中では唯一、水素爆発を防ぐための格納容器への窒素の封入ができずにいることから、東京電力は、建屋内の放射線量を下げようと汚染を取り除く作業を1日昼前から始めました。作業は、アメリカ製のロボットに強力な掃除機を持たせて、作業員が建屋の外から遠隔操作し、床にたまった汚染されたほこりやちりを掃除させるというものです。東京電力は、早ければ2日にも作業員が建屋に入り、放射線量を測定して効果を確かめることにしていて、作業が可能な状態になれば、窒素の封入に向けた建屋内部での調査を進めたいとしています。
なんか、写真を見たら凄い。
「必要は発明の母」
という言葉を思い出しました。
しかし、そんなに高濃度に汚染されているのに、掃除機で掃除するくらいで線量って下がるものなんですね。