東電、鹿島火発に80万kWガスタービン新設
東京電力は29日、茨城県神栖市の鹿島火力発電所の敷地内に、ガスタービン(出力計約80万キロ・ワット)を新設すると発表した。
約23万世帯の電力を賄える計算だ。来年7月に運転を始める予定で、福島第一原発の事故で不足している電力供給量を増やす。設置費用などは明らかにしていない。
ガスタービンは3基(1基の出力約26・8万キロ・ワット)設置する。燃料は、都市ガスや軽油。将来的には排ガスの余熱を利用した発電も行う予定で、さらに出力が増え、発電効率もよくなる見通しだ。
都市ガスは東京ガスが提供する。東京ガスは来年3月の開通を目指して千葉~鹿島(約80キロ・メートル)間に都市ガスのパイプラインを建設中で、これを、さらに鹿島から鹿島火力発電所まで約4キロ・メートルのパイプラインを延伸する。延伸費用は東京電力が負担する。
(2011年8月1日08時03分 読売新聞)
ということで、電気の仕入れの話です。(笑)
>将来的には排ガスの余熱を利用した発電も行う予定で、さらに出力が増え、発電効率もよくなる見通しだ
ガスというのは、いま発電コストはかなり低くなっているのだそうです。
安いと言われている原発のウソコストに匹敵するくらい。
現実には原発のコストは、本来かかるべきいろいろな費用を抜いて計算していたので、実際にはガス最強ということになります。
気になるのが、鹿島といういちなのですが…。
ふくいちが万が一倒壊した場合には、鹿島もやばい位置になると思います。
東電には、そこらへんの自信があるのだと良いのですが。