格納容器、満水にして作業=燃料取り出しで東電試案-福島第1原発
福島第1原発事故で、東京電力は31日、原子炉格納容器の上部まで水を満たし、放射線を遮蔽(しゃへい)した上で上部から炉心燃料を取り出すなどとする技術的検討試案をまとめ、同日開かれた原子力委員会の専門部会に報告した。
試案は、必要な技術開発課題を検討するために作成されたもので、東電は「取り出し作業イメージの一例で、技術的難易度が高いと想定される場合には、必要に応じ変更する」としている。
その上で、米スリーマイル島原発事故の処理と同様、放射線の遮蔽に優れた水中での炉心燃料の取り出しを想定。格納容器や原子炉建屋の漏えい部位を特定して密閉した後、格納容器内に水を満たし、原子炉容器上部から燃料を取り出すなどとした。
その際、高い放射線量の中、動きにくい場所で作業が行えるロボットなどが必要になるとし、東電は「高度の技術開発が必要」とした。
(2011/08/31-17:58)
出来るの?
というか、どこにあるのか分かるの?
それに、水で満たすことが可能なの?
データを見て、1号機は水棺を目指した結果として、圧力容器の破損を進めてしまったように思うのですが。
それがあるので、1号機が水棺を諦めたあと、他のとこでも話が出なくなっちゃったんじゃないですか?
さすがに、東電には公開されていないデータを持っているのだと思いたいですが、おそらく燃料棒の位置や形状は怪しいんじゃないですか?
早く収束を願いたいので、作業が進む案が出ることは嬉しいのですが、糠喜びだけはさせないで欲しい。
東日本の人々に、例えパニックが起ころうと、正確なデータを示して欲しいです。
甘いことを言われて、実は最悪でしたというのが一番良くない。