汚染水、3月26日から流出 東電の推定より早く
東京電力福島第1原発事故で発生したセシウム137などの放射性物質を含む汚染水は、3月26日に海への流出が始まり、4月中旬ごろまで原発近くの沿岸に高濃度でとどまった後、海の渦に流されて拡散したとの解析結果を、電力中央研究所の津旨大輔上席研究員らが25日までにまとめた。
東電は「流出は4月1日から」としているが、もっと早い段階から汚染水が漏れていた可能性が出てきた。また津旨研究員らは海への流出量を3500テラベクレル(テラは1兆)と推計、東電発表の3倍以上となった。
東電による海水の測定データも含めて調べると、少なくとも5月末まで漏れ続けたと判断した。
2011/09/25 18:23 【共同通信】
東電は、どうしても過少に発表しているようにしか思えない。
「電力中央研究所」というところがどのような組織かわかりませんが、3倍以上と分かっても、それが今回の事故の正式な記録として採用されるのでしょうか?
疑心暗鬼になっても仕方ないのですが、政府と東電は、後世の歴史の評価も見越して発表しているように感じます。
チェルノブイリでも実証済みですが、
ウソも百万遍唱えればホントウになる。
全てがウソとも思いたくはないですが、このような他の機関による調査はどんどんとして欲しいです。