プルトニウム拡散、追加調査へ 文科相が表明
東京電力福島第1原発から約45キロ離れた福島県飯舘村などでプルトニウムが検出された問題で、中川正春文部科学相は4日の閣議後会見で、プルトニウムなどの放射性物質の拡散状況を詳細に追加調査する考えを明らかにした。
文科省が公表した分布マップでは、飯舘村を含む県内6カ所で原発から放出されたプルトニウムが検出されていたが、中川文科相は「原発事故前に全国で測定された値の範囲内で(健康への)安全上問題ない」と強調、「今回の測定点は100地点と限定されており、今後の被ばく線量評価に影響する放射性物質について、広く精密に監視していく」と述べた。
遅い!
あまりにも遅い!
放射性物質の管理も杜撰。
チェルノブイリという前例があるにもかかわらず、その前例を見ようともせず、結果が出たから動く、被害が出たから動くという日常の官僚的なことを続けていれば国は滅ぶ。
貿易立国の日本の商品は右下がりになるだろう。
そこに、国民の健康被害が広がれば、国の歳出は増える。
企業の利益が減り、働けない人が増えれば、税収が減るので歳入も減る。
それが一因でソ連が崩壊したのを忘れないで欲しい。