冬季の節電で「ウインタータイム」検討へ 埼玉県の対策会議
2011.10.18 15:42
福島第1原発事故に伴う電力不足の問題で、埼玉県は18日、節電推進緊急対策本部会議を開き、暖房など冬季の電力需要増への対策として、県庁職員の勤務時間をずらしてピーク時使用電力を削減する“ウインタータイム”の検討を始めた。
会議では、暖房使用の増加などで電力需要が高まる冬季へ向けた節電策を検討。夏季の電力使用ピークが午後2時~3時なのに対し、冬季のピークは午前9時~10時の出勤時間帯と午後6時~7時の帰宅時間帯にあることなどが報告された。
この中で、上田清司知事は「冬こそ『サマータイム』をしないと」と指摘。幹部から「朝夕に急激に増加するのを抑える必要はある」などの意見が出た。今後、東京電力が10月末に発表する冬季の需要見込みを踏まえ、効果を検証する。
県は7月15日~9月15日、消灯などの節電策とともに職員の勤務時間を通常より30分前倒しするサマータイムを導入。会議では、「業務の効率化効果はあった」と報告されたが、電力削減効果については「整理が必要」とされた。
サマータイムでさえ、その効果が疑問視されているのに、冬にやるのか…。
30分とか1時間早くしたら、かえって寒くて電気使うことになるんじゃないかなぁ?