大田原の汚染焼却灰 住民らが搬入を阻止 栃木
2011.10.24 02:06
大田原市若草のごみ焼却施設「広域クリーンセンター大田原」の焼却灰問題で、放射性物質を含んだ飛灰の一部が市内に一時保管されていたが、期限を迎えたため那須地区広域行政事務組合が23日、再びクリーンセンターに戻そうとしたところ、地元住民らが搬入を阻止した。永山林副市長らが経緯などを説明したが理解は得られず、この日の搬入は断念した。
クリーンセンターでは7月に煙突のフィルターについた飛灰から国の暫定基準値(1キロ当たり8千ベクレル)を超す1万3580ベクレルの放射性セシウムを検出。9月以後は基準値を下回っているが、センター内で保管。8千ベクレル以下の飛灰の一部(約76トン)については、同市亀久地区の旧ごみ焼却施設「緑資源リサイクルセンター」で、月末を期限として一時保管してきた。
事務組合は期限を迎えたため飛灰をクリーンセンターに戻そうとしたが、住民ら約10人は「この地域だけに焼却灰を保管するのではなく、亀久地区も保管期間を延長すべきだ。またセンターを利用する那須町も焼却灰を受け入れるべきだ」などと訴え、阻止した。
もはや日本は核戦争の真っ最中ですね。