放射性気体漏えい原因は微小異物 柏崎刈羽原発
東京電力は7日、柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で昨年9月に発生した燃料棒から放射性の気体が漏れるトラブルについて、原子炉に混入した微小な異物が原因と発表した。
発表によると、混入したのは、原子炉に通じる配管を磨いた際に使用したステンレス製ブラシの先端(長さ約0・7ミリ、幅約0・3ミリ)で、燃料棒の被覆管に突き刺さっていた。
7号機は、昨年9月に気体廃棄物中の放射線値が最大で通常の約2100倍まで上昇した。東電は、漏れがあった燃料棒を含む燃料集合体付近に制御棒を挿入し、通常運転を継続。今年8月からの定期検査で原因を調べていた。
2011/10/07 19:07 【共同通信】
>原子炉に通じる配管を磨いた際に使用したステンレス製ブラシの先端(長さ約0・7ミリ、幅約0・3ミリ)
わずかこれだけのもので、燃料棒を損傷させてしまうのかと思うと気が遠くなる。
気になるのは、この7号機からはこの燃料棒が取り出せるのだろうか?
浜岡1号は、髪の毛1本程度というので、もう少し穴が大きいのだろう。