放射線:測定の新システムを開発
放射線量や放射性物質の種類、測定地点の位置や動画を、別の場所で同時把握できるシステムを、放射線医学総合研究所(千葉市)が18日、開発したと発表した。今後、企業と協力し、除染作業や原子力施設の現場での利用を目指すほか、子どもの行動範囲の線量を親が自宅でいながらにして知るシステムへの応用も検討している。
線量を測定現場から離れた場所で把握するシステムはあるが、このシステムは放射性物質の種類や動画も同時に得られるのが特徴。
同研究所は、東京電力福島第1原発事故を受け、車2台を使って周辺の放射線量を測定した際、携帯電話が使えない課題に直面した。その結果、研究所や車同士の間で測定地点などを把握できず、新たなシステムが必要と考えた。
18日、システムを搭載した車で皇居周辺を走ったところ、仮設端末のパソコンを置いた文部科学省では、毎時0.05~0.1マイクロシーベルトの線量と微量のセシウム134を検出することができた。【野田武】
毎日新聞 2011年10月18日 21時01分
これが噂の、中性子線までみえるというシステムですね。
うっかり映っちゃったというヤツですね。