東京・神奈川含む汚染マップ公表 一部で1万ベクレル超
2011年10月6日22時34分
東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染について、文部科学省は6日、航空機から測定した放射性セシウム134と同137の土壌の蓄積量について、東京都と神奈川県を加えた汚染マップを発表した。東京は葛飾区や奥多摩町、神奈川では山北町など一部で比較的高い汚染が確認されたが、首都圏での広がりは見られなかった。
調査は9月14~18日、上空から放射線量を測定。地上の数地点で実際の土壌の濃度も調べ、両者の値から積算量を算出した。
放射性物質の量が半分になる半減期はセシウム134が2年で、137は30年。長期に影響がある137だけの土壌の蓄積量でみると、1平方メートルあたり3万~6万ベクレルだったのは、東京都は葛飾区と奥多摩町の一部で、神奈川県ではなかった。東京では葛飾区や奥多摩町に隣接する江戸川区、足立区、檜原村などの一部で1万ベクレルを超えたが、それ以外はほとんどが1万ベクレル未満だった。神奈川では山北町、相模原市緑区、清川村の一部は1万ベクレルを超えたが、それ以外の地域は1万ベクレル未満だった。チェルノブイリ原発事故ではセシウム137が3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。ただし強制避難の基準は55万ベクレル以上。
〔日本経済新聞〕
不安感を増徴させないように、中程度の汚染地域に安心感をうむ青を使っているあたりが小ざかしい。
また、地図も疑わしい。
ツイッターなどでも流れていますが、東京・神奈川は低く評価されているのではないかと言われています。
今まで、共産党やNGOなどが測ってきた地図と比べて低い。
また、全体的に低くしてしまったために、皇居など都内の森はもう少し高い数値が出てもおかしくないのに見受けられないのも怪しさを増しています。
しかし、政府はこの件についてはウソをつくと腹をくくったのでしょう。
この地図が、今後の歴史に残る残る地図になるのだと思います。
なんといっても、政府は東京という金の成る木を簡単には放棄できないでしょう。
行政が、積極的に金の成る木を枯らすはずが無い。
実がある程度採れなくなるまでは手放さないでしょうし、木に栄養を運ぶ人間も必要でしょう。
騙し騙し、徐々に国家機能を移していくのでしょう。
そのためにもこの地図を正しい地図とするしかないのだと思います。
ただ、この地図を見たときには、日本に国民を守る意思は無く、私には絶望しか感じませんでした。