東電、風力子会社株を売却へ…百億円賠償原資に
東京電力が、子会社の風力発電国内最大手、ユーラスエナジーホールディングスの株式を一部売却する方針を固めたことが22日、わかった。
出資比率を現在の60%から40%程度に引き下げ、連結対象から外す方向で調整している。株式の売却益は100億円程度とみられ、福島第一原子力発電所事故の賠償原資に充てる。
東電は、電力事業に直接関係がない不動産や住宅事業の売却準備を進めているが、エネルギー関連分野の保有株売却に乗り出すのは初めてとみられる。
ユーラスには、東電が60%、トヨタ自動車グループの大手商社、豊田通商が40%を、それぞれ出資している。東電は、保有株式の20%分程度を豊田通商に売却する方向だ。残りの保有株についても、他の電力会社などに追加売却する可能性がある。
(2011年10月22日14時35分 読売新聞)
トヨタは、着々と電力事業参入の準備をしているように見えますね。
新しい分野からの参入は大歓迎です。
談合などせず、価格破壊を起こしてもらいたい。