佐賀知事も再稼働容認=自動停止の玄海4号機
人為的ミスが原因で自動停止している九州電力玄海原発4号機(佐賀県玄海町)をめぐり、佐賀県の古川康知事は1日、「国においてトラブルの性質、内容について十分審査が行われた」と述べ、再稼働を容認する意向を示した。九電に対しても「しっかり運転管理を求めていく」と述べた。佐賀県庁内で記者団の取材に応じた。
九電は国から再発防止策が妥当と評価されたとして2日中に再稼働したい考え。玄海町の岸本英雄町長も既に容認の姿勢を示している。
古川知事は「プロセスで地元の理解を明確に位置づけた2、3号機とは違う」とし、4号機の再稼働にあたり県の同意は必要条件ではないとの見解を明らかにした。
(2011/11/01-20:16)