全国高校駅伝:「相双」初の合同練習 福島県予選へ
28日に開催される全国高校駅伝競走大会の福島県予選に特例で出場する県内4校の男子合同チーム「相双」が27日、会場の猪苗代町で初めて全員で合同練習を行った。
4校は南相馬市の原町高と相馬農高、浪江町にある浪江高とその分校の津島校。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の影響で部員不足となり、単独での出場が困難になった。しかし、選手らは「どんな形でも出場したい」と希望。県高体連が9月、公式記録が残らないオープン参加の形で出場を認めた。
主将を務める原町高3年の白瀬武君は「ゴールではみんな笑顔でいられるような走りをしたい」と決意を語った。【蓬田正志】
毎日新聞 2011年10月27日 12時33分(最終更新 10月27日 14時08分)