原発事故の旧準備区域の高校が再開 福島・南相馬市
2011.10.26 09:53
東京電力福島第1原発事故の影響で、他の教育施設に間借りする「サテライト方式」で授業を続けている福島県立原町高校(同県南相馬市)が26日、緊急時避難準備区域の解除に伴い、校舎で学校行事を再開した。
サテライト方式を取る沿岸部の県立高10校の中で初めての動き。このうち、同じく南相馬市の旧準備区域にある相馬農業高校は来月中旬ごろに戻る予定。
原町高は震災前に約700人の生徒がいたが、県内外に転校するなどして現在は400人弱。県立相馬高校(相馬市)で授業を受けてきた生徒を中心に約340人が今回、自校に戻る。
残る50人余りは、引き続き県立福島西高校(福島市)で授業を受ける見通し。
なにもかもが放置されたまま、事故収束のイメージ作りのためだけに子供が犠牲になっているようにしか思えない。
近未来的に、日本や福島を支える即戦力だというのに、むやみに危険地帯に放り込むことが理解できない。
高校生だってまだまだ成長する子供です。
ちなみにベラルーシでは、膀胱がもたないという理由と、集中力が持たないと言う理由で、授業時間が短くなっています。
もちろん、原因は放射性物質による被曝。