32戸の稲わら10万bq超
原発事故のあと、牛を飼育している農家の稲わらから放射性セシウムが検出された問題で、栃木県内では30戸あまりの農家の稲わらから1キログラムあたり10万ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムが検出され国が直接一時保管の作業を進めていることがわかりました。
栃木県内の肉牛農家がえさとして与えていた稲わらからはことし7月、国の目安を上回る放射性セシウムが検出され、県はことし7月から県内1890戸のすべての肉牛農家を対象に稲わらの放射性物質を調べていました。
その結果、32戸の農家の稲わらから、1キログラムあたり10万ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムが検出されたということです。
県によりますと最も高いものは1キログラムあたり35万ベクレルだったということです。
1キログラムあたり10万ベクレルを超える稲わらについて国は高濃度のため早急な対応が必要だとしていて最終的な処分方法が決まるまでの間国が直接一時保管する作業を行っています。
稲わらは土のうなどで覆った上で人が立ち入る場所から離れたところに移して保管されていますがほとんどのケースでは農家の敷地内に保管されているということです。農家からは不安の声があがっているため栃木県は国に一刻も早く最終的な処分方法を示すよう求めています。
12月29日 20時44分
なんか、このニュースは今は消えて見えないのですが…。
しかも、かなり高濃度の汚染です。
栃木なのに。