たまにはあえて苦言を一つ。
滑ったあとには温泉に入りたい。
疲労を癒すためでもあるし、スッキリしたいし、気持ちよくなりたい。
いろいろな温泉に入るという、ポイントゲッター的な気持ちもあります。
こんなことを、妻と2人で20年もやっていると、いくつかの鉄則が出てきます。
・混雑時は極力避ける
・とくにキャンプ場近くの温泉では時間をずらす
・とくに道の駅の温泉でも時間をずらす
・年末年始やGW・連休のときは、宿のお風呂を利用する
そういう点では、今回は3連休の最終日で、駐車場も比較的空いていたことに油断しました。
脱衣場の扉を開けてみると、そこには上がり框(かまち)があるのですが、足の踏み場も無いほどしずくでビシャビシャ。
立ち竦んでしまいました。
脱衣場内には麻の敷物が敷かれているのですが、それも明らかにビショビショ。
足を出す場所を選んで、比較的濡れていないロッカーにたどり着きましたが、すでに靴下の裏はビッシャリになるほどの惨状です。
この靴下は脱ぐからまだいい。
ウンザリするのが、風呂から上がってもこの状況は改善されないでしょうから、新しい靴下を履いても濡れてしまうこと。
仕方なく、番台までは素足で行って、タオルで足の裏を拭いてから靴下を履くわけですが、なんとも釈然としません。
ロッカーに荷物を入れて気がついたのですが、小学生低学年くらいの男の子2人が、全身びしょ濡れのままタオルを振り回してお互いにじゃれあっています。
注意をしようかと思いかけたところで、風呂場から出てきた男の人が子供に声をかけたので面倒は避けられましたが、その男の人も全身ビッシャリ。
おそらく、出る前にシャワーを浴びて、しずくを振るうことなく上がってきたのでしょう。
ちょっと呆然と見てしまいましたが、ロッカーを開けて乾いたバスタオルを取り出して身体を拭いていました。
脱衣場が濡れる理由は大抵がこれですね。
びしょ濡れのまま出てくる人たちは、普段からそのようなことを気にしていないのでしょうから、自分が周りに不幸をばら撒いていることには気がつかないのでしょう。
嫁さんが濡れた床を拭いていることなども気に留めたことはないのでしょう。
こんなことを書いても目に留めて改める人なんてほとんど居ないんでしょうけど、風呂場から脱衣場に行く前に、タオルで身体を拭いてから出ましょうよ。
それをするだけで、周りの人たちも幸せです。
あまり酷ければ、私は注意をしてしまいますが、遊びに来て、楽しい思いをしている人の気分を害するのも無粋。
よろしくお願いします。