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今回、伊勢に来た目的の一つがこの伊勢の注連縄です。木札にはいくつかのパターンがあるのですが、今年も笑門にしました。「蘇民将来子孫門」を略して将門。しかし、平将門に通じてしまうのを嫌って笑門となったそうです。
おはらい町通りにこんな看板がかかっていました。川というよりは生活排水を捨てている水路のような感じなのですが…。ずいぶんと素敵な名前だったんですね。
運悪くお伊勢さんマラソンをやっているために、あちらこちらで交通規制が入っています。参拝客用の猿田彦さんの向かいの駐車場も使用禁止。近くの学校の校庭が駐車場になっています。道路も大渋滞です。
4番目になるのが、ご祭神を伊弉冉尊(いざなみのみこと)とする伊佐奈彌宮です。細かな話をしてしまうと、伊弉冉尊の扱いは古事記と日本書紀では扱いが違います。日本書紀では、天照大御神や月讀命のお母さんになりますが、古事記ではそうではないことになっています。神話の世界は難しいです。
月讀宮の左側にあるのが伊佐奈岐宮です。入口の看板に参拝する順番が表記されるようになりましたが、3番目にお詣りをするところです。御祭神は伊弉諾尊。天照大御神や月讀命のお父さんにあたる、日本国造りの神さまです。
仕事が早いもので、ちょっと前まであった社務所はもうなくなっています。お伊勢さんの建物は基礎が無いので、しばらくたつと分からなくなってしまうのでしょう。小さな中庭があったのか、その植木だけが残っています。
月讀宮の右側に位置するのが、月読荒魂宮です。御祭神は月讀荒御魂命。月讀さまの魂が祭神となっています。
平成26年10月6日に遷宮が行われています。御祭神は月讀命さま。月讀命は男神ですが、伊勢神宮の別宮の千木は、内宮さんの別宮は地面に水平な内削ぎで、鰹木は偶数となっています。外宮さんの別宮である月夜見宮では、千木は地面に垂直な外削ぎで、鰹木も奇数です。
気になっていたのが、奥の社殿地への道です。行ってみて納得。見事に封鎖されています。この状態で20年過ごすわけですね。
月読宮さんの社務所にはトイレがあるのですが、男女別のかなり近代的なものに変わっています。そして、分かりやすい。まだ出来立ての木の薫りがします。
前回より鳥居が新調された月読宮です。既に遷宮は済んでいるはずなので、新しいお宮へは初めての参拝となります。どのように変わっているのか楽しみです。
月夜見宮さんはいよいよ遷宮間近のようです。覆いの隙間から新しいお宮を覗いてみました。そこで気がついたのですが、古殿地として小さな祠が置かれていたのですが、その上に社殿を建てるんですね。まだ、20年間その地を守っていた小さな祠が下に残されていました。もうすぐ、こちらのお社ともお別れです。
天神さまは見掛ければ出来るだけ手を合わせるようにしています。もちろん、ここも例外ではありません。中には、菅原道真公の使徒である牛の石像が祀られています。
前に来た時にはあったのか記憶にありません。可愛らしいものに釣られやすい妻は、早速釣られていました。出てきたのは黄色いキツネ。神さまはよく見ています。(笑)
ここのお稲荷さんは雰囲気が柔らかく、いつも拝殿に座ってのんびりしてしまいます。中には紀文の大きな提灯がぶら下がっていて、信仰の厚さが感じられます。その割には、いつも穏やかなお社です。
お粥のお米は伊勢ひかりを使っています。お粥じゃ良く分からない。きっちりと炊いて食べてみたいと思います。
あそらの茶屋の入り口に柄杓童子がいます。見たことがあると思ったら、やっぱりせんとくんの作者のデザインだそうです。良さが分からない。
また、あそらの茶屋に来ました。前回とは魚が違いますが、基本は同じです。鮑の煮汁の特製ダシの使い方も上手になったようになりました。伊勢神宮の思想を表現したようなお膳は、天照大御神のお裾分けを頂いている気分です。
御祭神は大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)。地主の神さまをお祀りしています。新社殿は足場が外されて、もうすぐ遷宮となりそうです。
久しぶりに高い位置から撮ってみました。もうすぐこのお社ともお別れです。 風宮の方は、まだ足場が外されていないようです。御祭神は級長津彦命と級長戸辺命(しなつひこのみこと、しなとべのみこと)。
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