久しぶりの船岡温泉に来ました。
車で1時間なので、すっかり京都の銭湯に世話になることが少なくなってしまいましたが、やっぱり唐破風造りの入口を見ると安心してしまいます。
と思いきや、入ってみると下駄箱の下足札がかなりありません。
明らかに、誰かが持って帰ったのか破壊してしまったのかして無くなってしまっています。
また、靴は入れているものの、下足札を抜いていないところも多数。
正直「劣化」を感じます。
それは、脱衣場に入っても同様で、脱衣棚のキーも壊れているところ多数。
昔ながらのアルミの小さな板のキーですし、本体の方も複雑なつくりでは無いので、その気になれば簡単に壊れてしまうものですが、大切に使われていたものです。
浴室は、木の湯船の周辺が腐食が進んでいて、素人仕事で補修してあるのが目につきましたが、それ以外は大きく変化がなかったのが救い。
もっとも電気風呂は、前は相当頑張らないと入れないほど電気が強かったのですが、今は板を背中に張り付けないと感じないほどに弱になっていました。
あと、妻が言うには、通路のカーペットが臭い。
おばちゃんが毎日一生懸命に掃除機をかけているんですけどね。
どうしても貼り付けるタイプのカーペットはこうなってしまいます。
海外から訪れる方も多い銭湯ですから、修復できるところはちょっとがんばって欲しい。
金があるのなら寄付したい…。
自分の長年の定風呂が劣化しているのはつらい。