ゲレモバな日々

護王神社②

使徒は猪なので、狛犬ではなく狛猪が鳥居の前に置かれ、手水舎の水が出てくるのも猪。
飾られている絵馬も、亥年ということもありますが猪。
なぜ猪かの由来も張り出されていました。
私には「もののけ姫」の世界のようだという感想しか浮かびません。(笑)
　
御本殿には、まずは自分の足腰、ついで創業計画中の会社の足腰、そして、これから話しに行く車という足についてお願いしました。
それが功を奏してなのか、全然買う気もなく行った初めてのお店で、とても大きな買い物を格安ですることになってしまいました。
良かったのか、悪かったのか。(笑)

護王神社

今まで、京都御所横の烏丸通はあまり通ったことがなかったのですが、今日行く約束をしているディラーに向かっているときにたまたま通りがかりました。
約束の時間は迫ってきているのですが、最近右足の調子が良くないので参拝することにしました。
　
御祭神は和気清麻呂公と姉の和気広虫さん。
宇佐八幡信託事件の際に、称徳天皇より別部穢麻呂（わけべ の きたなまろ）、お姉さんは別部広虫売（わけべ の ひろむしめ）（※狭虫とも）と強制的に改名させられたエピソードは、日本の歴史上かなりダメダメなニュースですが、それが人間くさくて嫌いじゃありません。
護王神社と和気清麻呂は、長い間１０円紙幣に使われていたのですが、神社の塀にはそのお札のことや、お札に使われた肖像がなどがあちこちに飾られていました。

京都国立博物館

ICOM京都大会開催記念 特別企画　京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─　が、９月７日に限って入場無料ということなので、狙ってやってきました。
ICOMというのは、国際博物館会議のことを指すようで、その京都大会を記念しての無料開放のようです。
少し出発が遅くなってしまったのであまり長時間を過ごすことはできないのですが、京都国立博物館は初見参です。
時間も無いのでよく分かりませんが、とりあえず行くのは「平成知新館」の方で、写真の建物は「明治古都館」と呼んでいるようです。
昔の帝国京都博物館で、正門とともに重文指定を受けているそうです。
この雰囲気だけでカッコいい。
　
さて、京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─　です。
すごく分かりやすいものだと、国宝の「風神雷神図屏風」（俵屋宗達）、神護寺所蔵の国宝「伝　源頼朝像」「伝　平重盛像」あたりが国宝中の国宝です。
個人的には、西往寺の重文「宝誌和尚立像」や高台寺の重文「竹秋草蒔絵文庫」などを見ることができたのが良かったです。
１つ心残りは、同じく高台寺の重文「鳥獣文様陣羽織　豊臣秀吉所用」を見つけられなかったこと。
模様は祇園祭でも見ているのですが、その陣羽織は見てみたかったです。
　
閉館ギリギリにグッズに突入。
即、妻はトラりんに心を奪われていました。(笑)
正しい名前は「虎形　琳ノ丞」。
尾形光琳の「竹虎図」がモデルなので、名前も尾形光琳の幼名市之丞から付けたようです。
　
もうちょっとゆっくりしたかった。
また来たいと思います。