首相、そんなに長く居座る気持ちない…官房長官
枝野官房長官は4日午前のテレビ東京の番組で、「そんなに長く居座る気持ちは首相には全くないと思う」と述べた。
首相が2日の記者会見で福島第一原子力発電所事故収束まで続投する意向を示したという見方を否定し、9月の日米首脳会談についても、「(首相は)自分が出る趣旨のことは言っていない」と語った。民主党の安住淳国会対策委員長も「首相は夏頃をメドに重大な決断をすると考えている」と述べた。
(2011年6月4日14時49分 読売新聞)
さて、これはどう捉えたらよいのでしょうか。
鳩山元首相と多くの民主党議員をペテンにかけた一味の言うことですから、なかなか素直には聞けません。
新聞の記事では、鳩山の怒りは激しく、菅下ろしの急先鋒となっているようです。
また、昨日の時点では、閣内からもその手法についての疑問が相次ぎ、民主党で衆参議員総会を開いて引きずり下ろそうという動きになりつつあるようです。
額面通りに捉えれば、「外堀が埋まってきた」ということなのでしょう。
しかし、ひねくれて捉えるなら、「菅下ろしを封じる」ための時間稼ぎのようにも感じます。
ここまでして、しかも枝野らも協力して粘ることを考えても、何か重大なことを隠している、または重大な方向に向かおうとしているのではないかと想像しています。
隠しているのなら「3号プール」、向かおうとしているのなら「冷温停止」かなぁと…。
私は、最終的には刑事事件になる可能性が高いと踏んでいます。
それを避けるためにも、権力にしがみついて何かを待っているのだと感じています。