東北電で停電の危機、東電が融通拡大 午後1時から実施
2011.8.6 13:11
東北電力は6日、電力不足に陥る可能性が高まったため東京電力からの融通を30万キロワットから80万キロワットに拡大すると発表した。午後1時から実施する。当初、見込んでいたより気温が高めに推移し、冷房需要が増えると見込まれるため。
ただ、融通を受けても需要に対する供給余力を示す予備率は3・2%と、安定供給に必要とされる8~10%を大きく下回り依然厳しい状況だ。
東北電力は、先の新潟・福島豪雨の影響ですべての水力発電所が停止し、供給力が100万キロワット低下。東北電の供給力は、すでに受けている東電からの融通30万キロワットを加えても1158万キロワットで、この日想定される最大需要1170万キロワットをまかなえない見通しとなった。このため、融通の50万キロワット上積みを要請し1208万キロワットを確保した。
この日の東電の供給力は東北電力への融通分を差し引いても4960万キロワットで、想定する最大需要は4190万キロワットに対する予備率は18・4%となる。
東電は、自社管内で余裕があるときは最大140万キロワットの融通を約束しており、東北電は「需給が逼迫(ひっぱく)する状況にはない」としている。
予備率が3%を割り込むと、東北電は政府に連絡。政府は東北電管内の地域に電力需給逼迫警報を発令し、節電を求める。それでも需要が落ちないときは、計画停電に踏み切る。東北電は震災後、計画停電は実施していない。
なんとも微妙な書き方ですが、昨日の30万kWに加えて50万kWを上積みしたわけで、合計80万kW。
東北に電気を融通することには全く異論はありません。
ただ、夏を向かえる前の電力が足りないという騒ぎは一体何だったんだろうかという…。
最近、地震予知をしているブログというのを紹介されました。
8月12日と予言しているそうです。
しかし、みんなの信じる力があれば、地震を分散したり縮小したりすることが可能なのだとか。
他にも、そういうブログはいっぱいあるんですね。
(ちなみに、否定はしません。8月12日は警戒します。ただし、矛盾は感じます。)
なんとなく、電力不足をPRする電力会社と似てません?
終わってしまえば、みんなの力で回避されたと。
地震予知は、話半分に聞けば済む話。
しかし、電力不足話は、国民で対策を練らなければならない。
それは大きく違います。
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