サンマ:金華山以南扱うな…北海道の流通加工団体が要望
サンマの流通・加工業者でつくる「北海道サンマ産地流通協議会」(広田秀樹会長)は6日、根室市や釧路市など道東の地元4港の計5魚市場に、東京電力福島第1原発の北100キロに当たる宮城県・金華山沖より南で取れたサンマを扱わないよう求める要望書を提出した。
全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま、東京都港区)は、同原発の半径100キロ以内での操業を自粛しているが、釧路市で会見した広田会長は「全さんまは、自粛範囲を緩める方向に傾きつつあるようだ」とけん制。サンマの漁場は今後、北海道沖から南下するため、同協議会は、同原発から100キロ以上南で漁獲されるサンマも福島沖を南下する際に放射能の影響を受けている可能性があると心配している。
会見に同席した幹部は「水揚げされても競りに参加しない」「一匹でも放射能が検出されれば、国内のサンマ業界はすべて駄目になる」と訴えた。全さんまは7日、都内で理事会を開き、今後の操業態勢を話し合う予定。【山田泰雄】
毎日新聞 2011年10月6日 22時34分(最終更新 10月8日 2時46分)
ツイッターで「製造所固有記号データベース@seizoushokoyuu」さんが良い仕事をしているので、紹介します。
【 安心して魚を食べるために知っておきたい回遊ルートのまとめ 】
また、魚については三重大の勝川先生のツイートが参考になると思います。「勝川 俊雄@katukawa」