スギ花粉セシウム 「人体に影響なし」林野庁
2011年11月1日 朝刊
林野庁は三十一日、東京電力福島第一原発事故で放射性セシウムに汚染されたスギ林から放出される花粉を、人が吸い込むことで受ける放射線量の試算を発表した。最も影響が大きいとみられる前提条件で試算しても、人体には影響が出ないごく微量にとどまるとしている。
試算の前提として(1)スギの葉に付着した放射性セシウム濃度はこれまでの調査の最高値(2)葉に付着した放射性セシウムがそのままの濃度で花粉に移行(3)花粉を吸引する場所の飛散濃度は二〇〇三~一〇年に関東各地で観測した中での最大値-を仮定した。
この場合、成人が受ける放射線量は一時間当たり約〇・〇〇〇一マイクロシーベルトで、文部科学省の原子力災害対策支援本部の担当者も「人体への影響は確認できないレベルの数字だ」としている。
ただスギの葉に付着後、どれだけ花粉に移行するかは不明といい、林野庁は十一月から、福島県内の約百カ所を中心に雄花を採取し、セシウムの量を調査する方針。
これは誤魔化しです。
特別に何か書いてない以上は、これは放射性物質から1m離れた位置で0.0001μSvです。
しかし、1cmなら10000倍、1mmなら1000000倍の被曝量になります。
それでも100mSv。
実際にはマイクロメートルくらいで考えなければならないでしょうから、局所的にはSvクラスの被曝をします。
体内に入れば、いくら排出されると入っても、胃や腸をSvクラスの被曝をさせながら通過していきますし、それはどこかにとどまったとしても同じ。
目の粘膜、鼻の粘膜なども被曝させ、細胞を弱らせることが予測されています。
十分な注意が必要でしょう。