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欧州放射線リスク委員会(ECRR)科学議長 「子どもの年間被曝量20mシーベルトは犯罪的で無責任」
2011年07月22日07時00分
福島第一原発の事故を受け、欧州放射線リスク委員会(ECRR)科学議長のクリス・バズビー英アルスター大客員教授が来日。日本政府の対応を「犯罪的で無責任」と指摘、子どもの年間被曝量基準が20ミリシーベルトでは、健康に重大な被害が出ると警鐘を鳴らした。【取材・構成・撮影 田野幸伸(BLOGOS編集部)】
ICRPは内部被曝を考慮していない
博士:ECRRは独立した組織で放射線を研究しています。20年間の研究の結論は、(日本政府が基準にしている)ICRP(国際放射線防護委員会)の今までのリスクモデルが内部被曝に対して、非常に危険なモデルであると言うことです。放射線物質が体内に取り込まれると、DNAに深刻なダメージを及ぼします。DNAが破壊されると、ガンのリスク上昇や胎児の発達異常、様々な病気の心配があります。
内部被曝は低い線量で起きてしまいます。ECRRのリスクモデルは2003年に、実際に被曝した人たちの疫学調査によって発表されました。原発の近くに住んでいる人や、1950年から60年代の全世界の核実験の「死の灰」を受けた人たちです。これを福島第一原発の状況に当てはめることが重要と考えます。
私が日本に来た理由は、福島の人々に状況がどれだけ深刻か、アドバイスに来ました。ECRRのリスクモデルが正しければ、ガンや新生児に影響がでるはずだから。
日本政府はICRPのリスクモデルを利用し、毎時1mSvという低線量なら暮らせるといっているが、実際は自然被曝量以上に数値が出るということは、その土地に放射能汚染が考えられる。
今、車のエアフィルターを調べている。東京のものと、福島原発から100キロほど離れたところを走っていた車のものだ。車も人と同じように空気を吸って動いているので、類似性を測ることができる。
驚いたことに、東京周辺と100キロ地域のフィルターからセシウム134.137が検出された。アルファ線を発する物質もあった。つまり、ウランとプルトニウムだ。しかしエアフィルターをガイガーカウンターで測っても数値は非常に低い。(検出されづらい)。私は毎時0.1ミリシーベルトを越えたら避難したほうがいいと考える。
1963年、核実験がピーク時のヨーロッパの空気の放射線の数値と、今の福島の数値を比べると、福島はおよそ1000倍だ。そこにそのまま人が住み続けるとすると、福島第一原発から100キロ以内の地域で今後10年間にガンの発生率が約32%上昇すると言う計算結果が出た。
これはかなり前からわかっているので、政府が住み続けることを大丈夫と言っていることは犯罪的に無責任だ。
それだけではなく、政府は独立した健康被害調査機関を設立し、ガンの発生率のデータを取るべきだ。
質疑応答
Q:調べている車のフィルターの詳細を教えてください。
博士:東京の1台は、千葉~東京を行ったり来たりしている車。3月11日から100日間走っていた。セシウム137を測ったら、1立方mあたり730ミリベクレル。福島は4台調べている。大体、福島第一原発から100キロ以上遠いところを走っていた車。正確にはわかってないが。
Q:プルトニウムが検出されたのはそのうち1台ですか?
博士:まだはっきりプルトニウムと言い切れないんですが、アルファ線が出ているので、まず間違いないと思う。今、イギリスでどの程度プルトニウムとウランが含まれているか解析中です。昨日会津若松でガンマ線の計測をしていたが、土壌がかなり汚染されている。原発から100キロほど離れているが、2箇所でウラン235が検出された。
Q:日本では年間20mSv以下なら普通に学校で授業が行われ、外で遊んでいるが、
これはどうなのか。
博士:日本政府は犯罪的なくらい無責任。このレベルの放射線に子供達がさらされると後で大変な事になる。事故後に基準値を上げるとか、全く理解できない。私たちの理論があっていれば、子供達の死亡率は上がり、大変な事になる。政府は内部被曝を、計算に入れていないのではないか。内部被曝値を入れると会津若松ではもう20mSvを越えているのでは。
Q:呼吸によって入ってくる内部被曝と食べ物から取る内部被曝に違いは?
博士:一番気をつけなければいけないのは牛乳・酪農製品。人は腸の中から異物を排出する機能はあるが、呼吸、肺から異物を排出する機能はないので、呼吸として吸い込んだものはリスクの係数が高くなります。食物のどこに危険性があると言うと。まずは水。水はトリチウムを調べたほうがいい。ほとんど日本では調べてないのではないか。あとは牛乳、酪農生産物に含まれるストロンチウム・ウラン。海で言うと、海岸線の泥がかなり汚染されているので、そこに生息する貝類には危険性があるのではと思っている。
Q:今も福島第一原発からは推測で、毎時10億ベクレルが出続けているとされている。それが私たちの健康に及ぼす被害を教えてください。
博士:(苦笑)想像を絶する災害としかいえない。福島第一原発は制御不能な状態で、世界の誰もがコントロールできない。これは、日本だけの問題ではない。これは国際的な問題。国際原子力産業の問題。IAEAの高いレベルで対策をしなければいけない。理論上、福島からずるずると放射線が出続ければ、(そのぶん)死亡率は高くなるということ。会津若松で普通に暮らす市民の皆さんを見ていると、あたかも普通の状態に見える。、目には何も見えないが、機器を持ってくると、放射線は出ている。木を見ても鳥を見ても普通なのだが、これは大変な事だと思う。
Q:今、日本の野菜の安全基準ヨウ素131が1キロあたり2000ベクレルだが、この数値をどう思うか?
博士:ヨウ素131に対しては、いい対応策があります。半減期が短いから、いったん保存しておいて、2~3ヶ月でかなり数値が下がるので、それから売ればいいのではないか。全体として福島第一原発から200キロくらいの地域には、地域外から汚染されていない食品を入れる必要があると考えている。日本の2000ベクレルという基準だが、とんでもなく高い数値。できれば、0~10ベクレルがいいと思います。
Q:ホールボディカウンターでは、過去の被曝量は測れないので、他に過去のヨウ素の内部被曝をはかる方法はあるのか?
博士:実は、ホールボディカウンターは、こういう場合あまり役に立たない。ガンマ線を測るものだから。怖いのはベータ線とアルファ線。日本政府がちゃんと健康被害を測るか、分かりませんよね?(今の検査は)人々を安心させるためにやっているだけで、科学的に真面目な方法だとは思わない。偽装工作にも思える。後で健康被害が出ても、「あの時測って大丈夫だったから、放射能のせいじゃないですよね」となるのが心配。
Q:本当は東京から避難しなくてはいけない状態なのでは?
博士:放射性物質は確実に東京まで及んでいます。東京は人口が多いので、ある程度の健康被害が出るのは止むを得ないのではないか。10年ほどで出てくると思う。政府に対してプレッシャーをかけて、ちゃんとした組織を作り、環境と食物にどの程度放射性物質が入っているかを調査・インターネットにアップし、一般市民が自分で見て判断できるようにしたほうがいい。イギリスでは政府機関によって、ほとんどの食物の放射性物質や環境を測定して、いつでも見られるようにしている。1962年頃からやっている。
Q:水に含まれるトリチウムの検査を日本はしていないとの事ですが、これが含まれているとどういう危険があるのでしょうか?
博士:ECRRの基準だと大変だが、ICRPの基準ではトリチウムをかなり過小評価している。動物実験で分かっているトリチウムの悪影響は、DNAの破壊力が強く、胎児の発達問題が起きる。トリチウムはベータ線を出すが、線量は微量。だから安心というICRPの考え方が間違っている。福島第一原発では原子炉を沢山の水で冷却しているので、汚染水からトリチウムが出ているのではと思っている。トリチウムは水と近い性質なので、体に入ると隅々まで回ってしまう。
Yahoo!ショッピングで米袋も売っている! - コメの話1 つづきです
原発事故があって間もない頃の3月末から4月頭にかけて、食べられる野菜が無くて困りました。
産地に注意して、工場で作られるモヤシやスプラウトなどを食べましたが、やっぱり葉物がないと寂しい。
原発事故の前からチェルノブイリ関連のサイトはいくつかブックマークしてあったのですが、その中でベラルーシに暮らす日本人のブログもありました。
そこには、ベラルーシの食事事情なども書いてあるのですが、どうやらキャベツが汚染されにくそうということで、伊豆産のキャベツなどを途中から買っていたのですが・・・調べてみると予想外に汚染されやすいらしい。
ベラルーシとは土が違うんですね。
土が違えば、同じタネでも違うものが育つ例はいっぱいあります。
ブドウの木や野沢菜など。
そこで思ったのが、日本のコメです。
ベラルーシでコメを育てているとも思えませんし、他の作物でさえそのまま流用できないのにコメは全くの未体験ゾーンに突入することになります。
田が5000Bq未満というのも信じられないので、コツコツと情報を集め、コメの備蓄を決断したわけです。
備蓄したのはコメだけではありません。
塩・味噌・醤油・酒(調理用)。
塩は今後も汚染が予測できる海水、味噌・醤油・酒はコメやムギで造られますので、早いもので冬には汚染された可能性のものが流通するかもしれません。
ただ、幸いにこのようなデータもあるのです。
【 原発事故関連情報(1):放射性核種(セシウム)の土壌-作物(特に水稲)系での動きに関する基礎的知見│事務局より│お知らせ│社団法人 日本土壌肥料学会 】
一部を引用します。
4.土壌から作物へのセシウムの移行
Csの作物への吸収経路は、大気から作物体に沈着し吸収される葉面吸収と、一度土壌に降下したのち根を通じて吸収される経根吸収がある。ここでは、長期的な観点から後者の経根吸収されるCsに関する知見を整理した。
土壌-作物間のCsの移行は、作物の種類、土壌の性質によって大きく異なる(IAEA, 2010)。土壌に添加されたCsは、上述のように土壌の粘土鉱物等に強く結合される。したがって、水溶性の部分は時間の経過とともに減少する。一方、作物は土壌溶液中の養分を主に吸収するので、作物が吸収するCs量も、土壌へのCs降下後の経過日数とともに減少することが知られている。例えば牧草栽培実験では、Cs添加直後に播種した場合よりも、数ヶ月後に播種した場合の方が牧草中Cs濃度は低かった(武田ら, 2009)。
日本各地の観測圃場で採取された米のCs-137濃度は、1966年以降減少傾向を示している(駒村ら, 2006)。また、土壌から白米への移行係数(白米1 kg当たりの放射能濃度/土壌1 kg当たりの放射能濃度の比)は0.00021~0.012で、土壌中のK濃度が高いほどCs-137の作物への移行が少ない傾向にあるとの報告もある(Tsukadaら, 2002a)。施用資材によっても移行係数は変化し、通常のNPK三要素を施肥した場合に比べK肥料を無施用で高くなり、堆肥施用で減少するとの報告がある(津村ら, 1984)。
5.吸収されたセシウムのイネ体内での存在割合
Cs-137とKはイネ体内では比較的類似した挙動を示す。作物に吸収されたCs総量のうち玄米に移行した割合は12~20%(津村ら1984)である。糠部分で白米より高い濃度にあることが知られており(Tsukadaら, 2002b)、白米のCs-137濃度は玄米に比べ30~50%程度低い(駒村ら, 2006)。
可食部へのCsの移行が少ない場合であっても、稲ワラ等の非可食部の処理をどうするかは重要な問題である。例えば、イネの場合、白米とそれ以外の部位のCs存在比率は7 : 93との報告がある(Tsukadaら, 2002b)。非可食部の家畜への給与、堆肥化、鋤込み、焼却等の処理により再び放射性Csが食物連鎖を通じて畜産品に移行し、あるいは農地に還元される等の可能性がある。第一義的には放射性Csの吸収抑制対策の確立が重要であるが、非可食部の処理についても考えておく必要がある。
>土壌から白米への移行係数(白米1 kg当たりの放射能濃度/土壌1 kg当たりの放射能濃度の比)は0.00021~0.012
これは、世界中で核実験をしていた頃のデータを元にしているので、必ずしも当てはまるとは言えませんが、かなり参考になると思います。
このことから言えることは2点。
土壌からコメへは、政府が思っている(0.1)よりセシウムは吸収されない。
さらに、あまり吸収されないということは、田の汚染は長く続くということです。
コメを刈り取ったら、移行しやすい植物を植える必要があるでしょう。
>白米のCs-137濃度は玄米に比べ30~50%程度低い
これはなかなか面倒くさいです。
コメを長期保存する場合には、玄米の方が良いのです。
収穫したお米は、良心的な農家は備蓄用の冷蔵庫を持っていて玄米で保存し、出荷するときに白米にしているようです。
また、玄米食の方が、放射線物質を身体から排出しやすいというデータもあるのです。
なのに、玄米を食べる方が危険だとデータは示しています。
それともう一つ。
玄米を精米するときに、糠が出ます。
日本人はマメな民族なので、この糠を使って「ぬか漬け」を作ったり、キノコを育てているようです。
ぬか漬けは、水溶性のセシウムを軽減させて、乳酸菌によってからだが守れる放射能と戦うための優良な食品です。
自然に生えたキノコは放射線物質を吸収しやすくてかなり危険ですが、工場で作られる限りは産地を選べば安全。
キノコはデトックス食です。
つまり、糠も産地を選ばなければ、危険な食品を作ってしまう可能性があるということです。
かなりシンドイですね。
>イネの場合、白米とそれ以外の部位のCs存在比率は7 : 93との報告がある
土壌から白米への移行係数が0.00021~0.012とすると、それ以外(藁など)には0.0028~0.16。
藁で焼いたカツオのたたきは、藁の産地を選ばないと危険ですな。(苦笑)
ともかく、高濃度に汚染された地域での藁は、飼料に当てるのが無理なのはもちろん、藁草履や藁靴や荒縄さえ作れない。
しかも、気軽に燃やすこともできません。(仮に土壌が5000Bqの汚染なら最高で800Bq)
京都に行ってつくづくと思うのが、例えばコーヒーミルクを買おうとすると、丹沢山麓も京都も「神奈川県海老名市」、豆乳を買おうと思っても「千葉県」…。
流通というのは恐ろしいです。
おそらく、福島県で汚染されたセシウム米が収穫されたとき、高濃度に汚染されたコメは市場の安定を図るスケープゴートに処分されるかもしれませんが、低濃度に汚染されたものは市場に流通されてしまうのでしょう。
しかも、巧妙に銘柄を変えて。
これはカビ毒米で実証済み。
複雑な流通経路を通ることによって、量の少ないカビ毒米でさえ最後はウヤムヤになったのですから、こんな大量のコメはどうしようもない。
流通に抵抗するには、今から不買運動をするしかないと思う。
中途半端に売れてしまうから、補償もされないのです。
大騒ぎをして買わないことが、原発被害者ではない私たちの身を守る方法ですし、騒ぎが大きければ大きいほど、福島を始めとした原発被害者のみなさんへの補償は早まるでしょうし、金額も大きくなると思います。
国家のためにも、働き盛りの私たちが病で倒れるわけにはいかないのです。
何度も書きますが、補償はどんどんするべきです。
国債を発行してでもするべきです。
汚染物質を拡散させないことが、日本の生き残る道です。
まともなところはまともな状態で残しておかないと、貿易まで死にます。
貿易が死ねば、日本は終わりです。
安っぽいヒューマニズムにとらわれている場合ではないと思います。
一揆や暴動を起こしてでも食い止めないと。
ただでさえ、カビ毒米問題で大騒ぎになったくらいに、米は偽装の多い食品です。
カビ毒米が発覚する前に、関西から帰ってきてから肌が痒くなることが多かったです。
ところが、発覚以降は米は美味しくなりましたし、戻ってきても痒くならない。
いかに怪しかったかがうかがえます。
人気の魚沼産コシヒカリなどは、生産量の10倍以上の量が「魚沼産コシヒカリ」として販売されているとも言われています。
ここの販売店を見ると、なるほどと思ってしまいます。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/atto-surprise/cac6c2de.html
これなら、丹沢山麓で穫れた米だって「コシヒカリ」に簡単に化けられます。(怒)
いま心配しているのは、福島・宮城・茨城・栃木などでこの秋に穫れる新米です。
宮城の本家は、「今年のは食えねぇ」とハッキリ言ってます。
早川教授の汚染マップの、女川・一関ルート上にあるのでダメでしょう。
どんな高級米よりも、本家の土地で穫れた米が一番美味いと思うので、残念です。
この春に、政府や福島県は「5000Bq未満の土地なら作付けして良い」と発表しました。
土地から米に移行するのが1割と想定して、暫定基準値の500Bq未満が守れるからということです。
そもそも暫定基準値が緩いという問題があります。
それに合わせて、土地の測定の問題があります。
福島県のあの広大な土地を市町村ごとに2ヶ所測定しただけで作付けの許可を出したのだそうです。
もちろん、測定をした場所は放射線がなるべく吹きだまらない平地の真ん中です。
さて、ここで最近話題の牛の飼料にあてた藁の問題を思い出してみましょう。
何万Bqという汚染でした。
牛は、1日の1~1.5t食べなければならないそうで、一気に大量汚染されたことが充分に想像できます。
外に置いた藁で何万Bqの汚染があるところで、畑が5000Bq未満ということはあるでしょうか?
つまり、汚染藁が出た地域の田畑も高濃度に汚染されているということです。
その高濃度に汚染された米はどうなるのでしょう。
学校で「4大公害裁判」というのを習ったことがあると思います。
その中の一つに「イタイイタイ病」があったのを覚えているでしょうか。
富山県神通川は汚染され、その周辺の田畑は汚染された「カドニウム米」になってしまいました。
食えばイタイイタイ病を引き起こす恐れがあります。
驚くことに、汚染された田んぼではいまだに米が作られています。
汚染地域に指定された田んぼで作られた米は政府によって買い取られ、濃度によって分類され、濃いものは焼却、薄いものは工業用糊の原料になっています。
今後生み出されるであろう「セシウム米」も、これを参考にして欲しいと思います。
政府は潔く、全て買い取って下さい。
それが為されないと、「セシウム米」は闇に紛れ、健全な米に混ぜられて市場に流通する恐れが充分にあります。
日本の米の流通は、それくらいデタラメなのはカビ毒米(少しでも食べれば必ず癌になるカビが生えていた)のときでいたいほど分かったはずです。
私は、来年いっぱい(17ヶ月分)の米は備蓄しました。
あの内閣では、今年の市場はメチャクチャなことになると予想しています。
混乱を経て、来年の新米の頃には、ある程度の「セシウム米」の排除が行われることを願っての17ヶ月分です。
布団圧縮袋と唐辛子とカイロで真空パックをして保存します。
最悪の場合、少々値段が張りますが契約している農家の団体があるのでそれでなんとかなるかと。
どうか、笑い話で済みますように。
コメの話は続きます。
規制値を超えた牛肉、国が買い上げ焼却処分へ
放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛の肉から国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える同セシウムが検出された問題で、農林水産省の筒井信隆副大臣は21日、定例の記者会見で、規制値を超えた牛肉について「国が買い上げて焼却処分する」と述べ、国が買い取る方針を示した。
食品の放射性物質汚染問題で国が買い上げる姿勢を示すのは初めてで、消費者の食品への不安を払拭するのが狙い。
同副大臣は「消費者の不安が非常に大きく、それを解消する最大の手段」と目的を説明。買い上げ価格については、「以前の市場価格」と話し、原発事故前の価格になるとの考えを示した。また「屋外の餌を与えてはいけないという農水省の通知が農家に伝わっていなかった」とも述べ、国の責任を認めた
。(2011年7月22日01時37分 読売新聞)
牛乳や野菜などは散々流通させておいて、牛肉は買い取り。
民主党らしい場当たり的で、判断の基準が見えませんね。
それなら、これから生産される野菜や新米も汚染をされていたら買い取るのでしょうか?
卵(私は相当疑っている)や豚・鶏なども汚染が発覚すれば買い取るのでしょうか?
これから先、ありとあらゆるものにセシウムが混入し、市場は混乱すると思います。
積極的な買い取りをお願いしたい。
例の早川先生の汚染マップに、汚染ワラが見つかったところを重ねた地図です。
願わくば、点ではなく市町村ごとに他の色を重ねて欲しかったのですが、まあ贅沢でしょう。
詳しくはこちらをご覧下さい。
【食品】セシウム汚染牛出荷、648頭に…新潟・山形も宮城産セシウムわら(検出場所一覧あり) | 【SAVE CHILD】放射能汚染から子供を守ろう
「風レンズ風車」使った洋上風力発電実験
九州大学応用力学研究所と福岡市は21日、弱い風でも効率的に発電できる「風レンズ風車」を用いた洋上風力発電の実証実験を今秋に博多湾で行うと発表した。
同レンズによる洋上実験は初めて。福島第一原発事故を受け、太陽光や風力など自然エネルギーが注目されており、高島宗一郎市長は「福岡発の技術として世界に広がることを期待したい」としている。
同研究所によると、福岡市東区西戸崎の沖約600メートルの博多湾内に、風レンズ風車(直径3・6メートル、定格出力3キロ・ワット)2基を取り付けた六角形の台(直径18メートル)を浮かべる。発電規模や風、波の自然環境、塩害への耐久性などを1年ほどかけて調べる。
環境省の委託事業で、費用は約5000万円。市は周辺海域で操業する漁協などに実験を周知して理解を求める。
(2011年7月21日13時22分 読売新聞)
放出放射線量、4か月で200万分の1に減少
政府と東京電力は19日、福島第一原子力発電所の事故収束に向けた工程表の最初の3か月(ステップ1)がほぼ達成できたとして、次の段階に移行する新工程表を発表した。
一部の作業を断念するなど、当初の工程表からの変更があるが、最終目標の「冷温停止状態」を目指す来年1月中旬までの日程は変更しない。同時に発表された政府の被災者支援の工程表には、住民避難の解除時期は明記されず、細野原発相が記者会見で、一部の避難指示の解除を来月にも判断する考えを示すにとどまった。
東電によると、原発から大気への放射性物質の放出は現在も続いており、敷地内で採取した大気中の放射性物質をもとにした推定放出量は、毎時10億ベクレル。3月15日時点の放出量の200万分の1に下がり、敷地境界での年間被曝(ひばく)線量に換算すると1・7ミリ・シーベルトとなる。
今後、来年1月までの最長半年間を想定した新工程表(ステップ2)では、この線量を年間1ミリ・シーベルト以下に抑えることを目指す。汚染水を処理し原子炉の冷却水に再利用する「循環注水冷却」を継続し、原子炉が安定的に停止する冷温停止状態を達成する。
政府・東電統合対策室は、冷温停止の条件として、〈1〉圧力容器(原子炉)底部が100度以下〈2〉格納容器からの放出量を管理し放射線量を大幅に抑制する――との見解を初めて設定した。
(2011年7月19日21時20分 読売新聞)
誰か、核燃料がいまどうなっているのか言ってみろ。
格納容器と原子炉がどうなっているのか言ってみろ。
誰もみられないし、想像しかできない領域だろ。
しかも、毎時10億ベクレル。
単位は?
kgあたりか?m3あたりか?
1日240億ベクレルをセシウム137換算すると、312Sv。
マイクロでもミリでもなく、シーベルト!
架空の上に架空を重ねた大本営発表は結構。
宮城県知事「全頭検査やるべきだ」
2011.7.21 15:22
宮城県の村井嘉浩知事は21日の県議会「大震災対策調査特別委員会」で、放射性セシウムを含む同県産の稲わらが肉用牛に与えられた問題を受け「県内の肉用牛の全頭検査をやるべきだと思っている」と述べた。
ただ「県内の検査機関だけでは足りない。県外の機関にも応援を要請中だ」とも述べ、現時点では実施時期の見通しは立っていないと説明した。
県は、原発事故後に稲わらを与えた肉用牛の出荷自粛を県内農家に要請している。村井知事は委員会後、記者団に「強制力で出荷を停止し、その補償は国が責任を持つのが望ましい」と述べ、国に県内肉牛の出荷停止指示を出すよう求めていく意向を示した。
村井知事は、農作物の測定を「風評被害が生じる」としてやらなかった人だ。
宮城県は、最初の一手から間違えていた。
測定をする、高い数値が出る。
それにより、もっと宮城県民に注意力を働かせることができたハズです。
農作物を売るという目先の金にとらわれて、宮城の被害を拡大させた責任はこの人が大きい。
ツイッターを眺めていても、「人様に食べさせるものは作れない」と農業を辞める人、家業を閉じる人、初期の段階では自殺をした人もいました。
私は、そういう人たちの作ったものを食べたいですよ。
宮城県のセシウム汚染牛の発端は、誠意ある畜産家の方が自らワラを測定し、高濃度の汚染があったことを申告したことから始まっています。
この方を責める声もあるようですが、この方が居なければ、最初の南相馬の畜産家の方だけが汚染牛を出荷したことになって有耶無耶になっていたかもしれない。
政府は、やぶ蛇な出来事にびっくりしたことだと思う。
村井知事の姿勢は、この一面だけを見れば正しいことをやっているかのようだけど、斜めに見れば「あ~あ、バレちまった。じゃあ全頭検査を要請するか。」といっているように見える。
ついでに書くけれど、これは大手スーパーも同じ。
人道的見地を優先しての「福島応援セール」や「被災地復興セール」は、セシウム牛の問題が発覚して一気に縮小されています。
こんなことが起こるのは、ちょっと想像力を働かせれば分かり切ったことでしょう。
安く野菜が手に入り、ほぼ通常価格で売るのだから利益は大きかったのかもしれません。
販売農家の卸値は1/10に下がっていたそうですから、濡れ手に粟だったでしょう。
一度振りかざした「復興支援」の看板を下げるタイミングを失っていただけかもしれません。
それにしても、
安全だと強弁して、危険と分かった方がダメージは大きい!
最初から危険なものとして扱っていれば、いまさら「全頭検査」などという不利益な状態は生まれなかったはずです。
何度も書いています。
ボイコットこそが、本当の原発被害者を救う道だと思いますよ。
数値も出そろってない。
データもほとんど無い。
そんな状態で「安全」を語るものは詐欺師。
「安全の可能性がある」くらいに思っていないとダメだと思う。
南相馬市の59世帯、新たに特定避難勧奨地点に
政府の原子力災害現地対策本部は21日、東京電力福島第一原発事故の後、局地的に高い放射線量が測定された福島県南相馬市の4地区59世帯を特定避難勧奨地点に指定したと発表した。
該当世帯には市が22日夜に説明会を開いて通知する。指定は、6月30日の同県伊達市の4地区113世帯に続いて2回目。
指定されたのは、南相馬市鹿島区橲原(じさばら)1世帯、同市原町区大谷(おおがい)14世帯、同区大原21世帯、同区高倉23世帯。
国は6月下旬、同市内で放射線量が比較的高い地域で戸別に測定した。避難の目安となる毎時3・2マイクロ・シーベルトを超え、年間の積算放射線量が20ミリ・シーベルトを上回る恐れがあるのは25世帯だったが、妊婦や子供がいる近隣世帯なども対象に加えた。
(2011年7月21日17時09分 読売新聞)
ふくしま総文「明るく盛り上げる」 準備進める地元生徒
2011年7月19日14時51分
「文化系部活動のインターハイ」とも呼ばれる全国高校総合文化祭(文化庁など主催、朝日新聞社など特別後援)が、今年は福島県で8月に開かれる。東日本大震災や福島第一原発事故の影響で「ふくしま総文」の開催は一時危ぶまれたが、実行委員会の高校生たちは困難を乗り越え、福島に全国からのお客さんを迎える準備を進めている。
ふくしま総文には全国の高校生1万2千人が参加。8月3~7日、県中部を会場に合唱、将棋、かるた、新聞など16部門で競い合い練習の成果を披露する。
総合開会式の演出や参加者の交流イベントを担う高校生による「生徒実行委員会」は昨年6月、大人の実行委員会とは別に発足した。メンバーは県内各校から公募審査で選ばれた49人。副委員長の学法福島高2年、東海林藍さん(16)は「みんなが意見を出し、責任者をやりたがるネアカで積極的な集団」という。
ところが、今年初の生徒実行委員会を直後に控えた3月11日、震災が起きた。生徒たちの活動も停止。事務局は4月末、実行委員全員に大会実施の可否を問うためのアンケートをした。
大人の委員からは、放射能を心配する保護者らに配慮し、中止の意見も出た。生徒の一部にも同様の声はあった。授業が遅れ、受験も気がかりだった。
しかし、自宅がある富岡町が原発事故の避難地域となり、避難場所を転々とした富岡高3年の三浦俊輝さん(17)は「(準備の)積み重ねがある。やりたい」と答えた。ハワイから来る生徒との交流の担当で、好きな英語を生で役立てるのを楽しみにしていたからだ。
三浦さんをはじめ生徒の多くは開催を希望。5月、開催が決まった。ただ、規模は縮小され、原発事故の影響で海外からの参加はなくなった。三浦さんの担当は総合開会式に変わったが、「うれしい。ともかく役に立ちたかった」と張り切っている。
多くの委員が開催に胸をなで下ろすなか、委員長で安積(あさか)高3年の遠藤顕雄(あきお)さん(18)は迷いを抱えていた。アンケートにも「被災者の意見で決めることでは」と答えていた。
落ち着いた雰囲気で委員の信頼が厚い。ものを頼む時は「一緒にやりましょう」と言う。「大きな行事を動かす楽しさを共有したいから」が理由だ。だが楽しさを追求していいのか。
そんなとき千葉県に避難した友人のメールが背中を押した。「福島はこれから復興に全力を挙げるんだから、総文で元気づければいいんじゃないのか」。迷いは消え、「被災地のために頑張る」と決めた。
6月23日。二本松市で半年ぶりの実行委員会があった。49人は総合開会式で流す映像用に大会イメージソングを歌った。笑顔で歌う生徒らに、周囲の大人たちの目には涙が浮かんだ。
開催まで、もう2週間あまり。開会式の責任者を務める東海林さんは、県庁を訪れる他県の関係者の応対や、PRに忙しい。
「福島の人間が福島で暮らしていく以上、福島のイメージをよく変えたい。ふくしま総文を明るく盛り上げることが、スタートだと思うんです」(渡辺康人)〔朝日新聞〕
>大人の委員からは、放射能を心配する保護者らに配慮し、中止の意見も出た。
何が腹が立つって、この文章から感じられるのは、大人は中止を考えたけれども、生徒がやりたいといったからやる・・・ということ。
1万2千人も集まる大会の開催の責任を生徒に丸投げか?
文化庁なり、朝日新聞なりが責任を負うべきことじゃないのか!
記事全体に「子供のやる気」という伝家の宝刀がギラギラとしていて、読む者を黙らせようという気持ち満々。
子供を使っての安全アピールは控えて欲しい。
前にも書きましたが、早川由起夫教授の汚染マップは衝撃的でした。
頂き物ですが、そのマップにゲレンデを被せたものです。
ただ、最近はこの図が一人歩きをしているように感じます。
早川教授は、ツイッターでこのようにおっしゃっています。
早川由紀夫
生体機能を維持するためにはどの部位を切断しなければならないかを判定するためのものだ、あの地図は。
HayakawaYukio
また、ちょっと掘り起こせませんでしたが、「この図は正確ではない」という主旨の発言もしていたと思います。
ここで、本当はIAEAのチェルノブイリレポートの図をお見せしたいところなんですが…。
どうも上手く落とせないので、直接見に行ってください。
そうすると、街の中の汚染図があるはずです。
現実の汚染は、家一軒一軒で濃度が異なるのです。
ですから、細かく測定をすると、風の入り方やそのときの濃度によって同じ町内でもかなり違う。
おそらく、早川教授もそのことを踏まえて、大雑把な等高線を引いているのだと確信しています。
しつこく書きますが、例えば0.5μSv以上のところであっても、測定してみると低いところもあるでしょうし、0.5μSv以下であっても高いところもあるということです。
家が密集しているところでもそのような現象が起こるのですから、谷や尾根を利用して作られているゲレンデは、その日その時に、どんな風が吹き、どんな天気だったかによって汚染状況は大きく変わってくることが想像できます。
上の汚染マップは、そういう意味でも目安として捉えて置いた方が良いでしょう。
さて、今年の冬にゲレンデに向かう場合、「内部被曝」と「外部被曝」を分けて考えなければならないでしょう。
外部被曝というのは、言い換えれば空間線量です。
早川教授の汚染マップは目安になると思います。
しかも、雪が降ります。
単純には比較できませんが、先日、福島第一原子力発電所3号機に窒素を入れ始めましたが、その作業の前に空間線量が下がらないので床に鉄板を敷いたというニュースをやっていました。
おそらく、それで1/4の線量に下がるだろうという話です。
雪がどの程度遮蔽してくれるのかは今後の研究になるのでしょうが、雪によって地表から1m以上も離されることを考えても、かなり低くなることが期待できると思います。
チェルノブイリでさえ、3.9μSvで観光ツアーをやっているのです。
あくまで1日遊びに行くというレベルなら、汚染地のゲレンデの方が遙かに低いと言えるでしょう。(行って何かあっても責任は取れません)
ただし、一つ問題があります。
搬器の汚染です。
今年の冬もゲレンデを開く福島・宮城・栃木・群馬のゲレンデは、1日も早く搬器の除染を行って下さい。
放射能汚染された搬器に座れば、男は直撃!です。
お客に安全性をアピールするためにも、ホームページ・ブログ・ツイッター・フェイスブックなどを使って、除染完了をアピールするべきです。
グズグズしていると、放射線物質を取り除いても搬器が放射化するのではないかと思います。
放射線を長く浴びると、浴びたものからも放射線が出るようになるのです。
福島では、荷台から100μSvも放つ軽トラックが走っているそうです。
もう一つが、内部被曝です。
これから先の日本はセシウムとの戦いです。
今は牛だけの問題ですが、これから冬までのあいだにもっと問題が噴出してくるでしょう。
ゲレンデごとに考えもあるのでしょうが、復興支援という看板はもう下ろしましょうよ。
被曝の80%は外部被曝です。
口から入れた、水や食料によって被曝します。
怯えながらゲレ食は食べたくない!
一個人の考えではありますが、口には出さなくても、そのように思っている人も少なからず居るのではないでしょうか?
その点を踏まえて、素材の産地についての透明性をアピールすることも大切ではないでしょうか。
きつく、無責任な意見と思われると思います。
しかし、私は2011-12シーズンだけでなく、その後のシーズンもどこのゲレンデも欠けることなく続いて欲しいと思っています。
決して、この惨事を他人事のようには思っていないつもりです。
※追記
放射化については、人が死ぬほどの、しかも中性子線ではないとならないという説が有力のようです。
しかし、それ以外でも起こるという説もあるそうです。
自民 原発は安全強化し維持を
7月20日 15時41分
自民党は、次の衆議院選挙の公約のたたき台となる中長期的な政策をまとめた報告書を発表し、エネルギー政策については、電力の安定供給のシステムを再構築するものの、既存の原発は安全対策を強化したうえで、当面、維持するとしています。
この報告書は、谷垣総裁の指示に基づいて党の国家戦略本部がまとめたものです。この中では、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けたエネルギー政策について、電力の安定供給のシステムを再構築するものの、当面、原子力による発電量を再生可能エネルギーなどでカバーするのは困難だとして、既存の原発は安全対策を強化したうえで稼働を維持し、再生可能エネルギーの普及や省エネを推進していくなどとしています。このほか報告書には、東日本大震災を踏まえ、「安全や安心な国土作りが急務だ」として社会資本整備を積極的に行っていくことや、消費税率を当面10%に引き上げること、非核3原則について核兵器を積んだ艦船などの寄港を認める「非核2.5原則」に転換することなどが盛り込まれています。この報告書について、谷垣総裁は記者会見で「自民党がどういう政党かを示すため、党の綱領に沿って、中長期的にどのような日本を作っていくかといった視点でまとめた」と述べ、次の衆議院選挙の政権公約に反映させる考えを示しました。
自民党は、今は政権が欲しくないんだな。
汚染疑い牛、黒毛和牛ローストビーフに…回収へ
「伊藤ハム」(兵庫県西宮市)は19日、放射性セシウムに汚染された可能性がある牛の肉を原料に製造したローストビーフ約20本が、大手スーパー「イオン」の中元用ギフトとして販売されたと発表した。
伊藤ハムや神戸市によると、福島県郡山市などで出荷された84頭のうちの1頭の肉で、埼玉県から14・5キロ・グラムを仕入れ、6月中旬に六甲工場(神戸市東灘区)で加工した。商品名は「黒毛和牛ローストビーフ400グラム」で、賞味期限が2012年6月14日と18日の製品。イオンでは今月1日から発送したが、ほかの肉で作られた約1200本と混在しているため、すべての送り主と送り先に経緯を説明し、回収を進める。問い合わせは、伊藤ハムお客様相談室(0120・01・1186)。
(2011年7月20日10時06分 読売新聞)
福島産の牛肉が、神戸で加工されるのか…。
まあ、加工食品も危ないと言うことなのでしょう。
ちなみに、茨城県は鶏や豚の産地です。
隣の栃木も牛や豚の産地。
うちでは、原発事故直後からミンチ系は禁止しています。
加工食品のハンバーグ、ソーセージ、餃子、シュウマイ、カマボコ…、昔は挽肉は買っていましたが、信用できるところ以外ではそれさえも買うのを止めました。
挽肉は、肉を買ってきて包丁でミンチにすれば粗挽き程度なら時間がかからず作れますし。
だいたい、この手のものは昔から怪しい肉や魚を使っているので、いい機会です。(京都に行ったときに竹輪を買ってくるのを忘れた)
元々鶏肉は食べませんし、豚肉は産地表示が無いので、黒豚等の産地のしっかりしているところ以外は原発事故以降禁止。
そういう点では、牛肉だけは個体識別検索システムがあるので比較的ラクですね。
怪しいものは買わない。
これを徹底しないと、売れ続ける限り企業は怪しい商品を作り続けますよ。
セシウム汚染(だけではありませんが)を食い止めるためには、消費者がメーカーに拒否の姿勢を示し、メーカーが生産者に拒否の姿勢を示さないといけないと思います。
何度も書きますが、それで収入の無くなった生産者は東電と政府に早急な補償を求めましょう。
私は、そんな生産者は応援します!
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