福島第1原発:東電株主代表訴訟へ 損失分1兆円返還要求
東京電力が福島第1原発事故で巨額の損失を出したのは、歴代の経営陣が安全対策を怠ってきたためだとして、一部の株主が、合わせて1兆1000億円余りの返還を求める株主代表訴訟を起こす方針であることが分かった。
関係者によると、株主代表訴訟を検討しているのは、脱原発を求める株主約30人。歴代の役員らを対象に、今年8月に東電が原発事故の損失見込み額として明らかにした1兆1000億円を会社に返還するよう求める。会社法の手続きに従い、まず監査役に訴訟を起こすよう求め、60日以内に監査役が応じなかった場合は株主代表訴訟に移行する。【日下部聡】
毎日新聞 2011年11月3日 22時19分(最終更新 11月3日 23時42分)
やっと株主たちが動き出しましたね。
株主が訴訟を起こすことによって、事故原因を定める動きが進むはずです。
事故の責任は、自然災害なのか、東電なのか、国なのか。
それを明らかにしないと、前には進めません。
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